美しいひと
10月26日に放映された眞子様ご結婚会見の話題で、どのテレビ番組も持ち切りだ。
新聞も然りだ。
街の人がインタビューに応える中で、また新聞での有識者の意見として、「国民が納得いく説明ではない」や「一方的である」という人が居る。
そう言っている人々は、何か勘違いしているのではないか。
そもそも、皇族だからといって結婚に国民の許可など必要ない。
結婚は両性の合意によって誰もが認められる権利だ。
ご質問への答えと称して、読み上げられた文書の中にもあったように、
事実ではないこと、憶測が独り歩きしてあたかもそれが真実であるかのように世間に
広められる。
その世間とは他人の行動の一々を監視し、評価し、上げ足を取っては追及しようとする人々なのだ。
国民も様々なのであって、自分が国民の代表のように発言すべきでない。
国民一人一人は何様でもなく、誰であれ例え親であってさえ、成人した子供の結婚に口を挟むべきではない。
子供が結婚相手を選ぶ目を養えるように、育てることが親の務めなのであって、結婚するような大人になった子供に対して、その判断を疑っている段階で親として出来が悪いのである。
ヨチヨチの頃、秋篠宮様の手を握りしめていた幼い頃、制服姿の入学の頃、そんな眞子様が、実に立派な芯のあるしかも綺麗な女性となって、自分の意志で皇族から離れてゆく。
その逞しさに清々しさに美しさに目を奪われた結婚会見であった。
心底、祝福し、応援したい。